2015 Fiscal Year Research-status Report
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26590199
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
山本 一生 東京大学, 教育学研究科(研究院), 研究員 (70722578)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山下 達也 明治大学, 文学部, 講師 (00581208)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 教育学 / 植民地教育史 / 教員史 / 教員ネットワーク |
Outline of Annual Research Achievements |
二年目の本年は、初年度に引き続き共同研究打ち合わせと資料収集を行った。共同研究打ち合わせの日程は以下の通りである。
2015年4月10日 17:00~19:00、2015年5月25日 18:40~21:00、2015年6月19日 18:40~21:00、2015年7月24日 18:40~21:00、2015年8月7日 19:00~21:00、2015年8月23日 19:00~21:00、2015年10月16日 19:00~21:00、2015年11月27日 19:00~21:00、2015年12月23日 19:00~21:00、2016年1月25日 15:00~19:00、2016年3月4日 13:00~17:00、以上全て東京大学本郷キャンパスにて会合を行った。
また、以下の日程で調査出張を行った。2015年5月3日~5月4日:東京都五日市、南方占領地に於ける戦時下プロパガンダに関わった人物の遺族宅を訪問し、関係資料を収拾した。2015年9月6日~9月13日:中国山東省青島、中国海洋大学において新聞伝播及び文学院の修斌教授を訪問し、近年の中国における大学状況について情報の提供を受けた。また同期間中に青島市档案館にて戦時下から国共内戦期の教員名簿を調査した。2015年9月13日~17日:香港、香港中文大学において余國良中国文化研究所助理所長を、香港大学において李培徳教授を、香港理工大学において李凱琳導師を訪問し、中国および香港での中国史研究事情に関して情報の提供を受けた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
第一に、共同研究打ち合わせを毎月一回以上開催することができた。第二に、国内外の関係諸機関で資料調査を行い、専門家より知見を得ることができた。
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Strategy for Future Research Activity |
最終年度はこれまでの研究成果をまとめ、2016年10月に開催される教育史学会において、コロキウムを組織して発表する。
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Causes of Carryover |
2015年9月の青島香港への調査出張の際、円安の影響で必要経費が上昇したため。また2016年2月に金沢において開催された研究会に急遽参加することとなったため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
2015年9月の青島香港出張での不足を補填し、2016年2月の金沢出張の経費を支出する。
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Research Products
(4 results)