2015 Fiscal Year Annual Research Report
振動特性計測に基づく新しい覆工コンクリート健全度評価法の提案
Project/Area Number |
26630205
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Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
蒋 宇静 長崎大学, 工学研究科, 教授 (50253498)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 覆工コンクリート / 小型 / 超軽量 / 健全度 / 計測評価システム |
Outline of Annual Research Achievements |
昨年度に引き続き、小型軽量で高精度な計測評価システムの改善と実運用を実施した。システムでは、トンネル天井部にも容易に取り付ける超軽量センサーを選定し、また、コンクリートの実振動特性を正確に計測できるように、天井に取り付ける器具を試作し、実現場に取り付けた。実測データに基づいて、振動特性と覆工コンクリート健全度との相関関係を解明し、欠陥に起因する振動状態の変化を健全度として定量化するための相関関係を考察し、実測データとの比較で、提案手法の有用性を検証した。
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