2015 Fiscal Year Research-status Report
脳卒中後歩行障害に対するボツリヌストキシンAの効果的投与方法に関する研究
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26670371
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Research Institution | Jikei University School of Medicine |
Principal Investigator |
小林 一成 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (60186731)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小林 健太郎 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (30408398)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 脳卒中後歩行障害 / 下肢痙縮 / A型ボツリヌス毒素 / 投与方法 / 歩行動作解析 |
Outline of Annual Research Achievements |
脳卒中後下肢痙縮による歩行および歩容の障害に対して、効果的なA型ボツリヌス毒素製剤の投与方法を検討するために、投与する被験筋を変えながら、トレッドミル足底圧分析装置により歩行解析を行っている。実験対象被験者が中等度の痙縮を伴った、脳卒中片麻痺患者で、さらに自立歩行が可能なことが条件のため、被験者の募集に難渋している。そのため、研究全体の進行が大幅に遅れておりまだ明らかな研究実績をあげていない。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
倫理申請と承認に時間がかかったこと、さらに歩行動作解析のための三次元動作解析装置が故障したため、それにかわる歩行動作解析方法を検討するために時間を要した。 また、実験対象被験者が中等度の痙縮を伴った、脳卒中片麻痺患者で、さらに自立歩行が可能なことが条件のため、被験者の募集に手間どっている。
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Strategy for Future Research Activity |
科学研究費助成事業補助事業期間延長を申請させていただき、被験者募集に拍車をかけるとともに、共同研究者とともに本研究を推進していく。
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Causes of Carryover |
倫理申請と承認に時間がかかったこと、さらに歩行動作解析のための三次元動作解析装置が故障したため、それにかわる歩行動作解析方法を検討するために時間を要した。 また、実験対象被験者が中等度の痙縮を伴った、脳卒中片麻痺患者で、さらに自立歩行が可能なことが条件のため、被験者の募集も遅れており、本研究で使用を計画している支出の中で最大である薬剤費の使用が滞っており、次年度に研究延長申請した。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
被験者の応募を関連病院へもお願いし、鋭意研究を進めていく。
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