2015 Fiscal Year Annual Research Report
Hsp90阻害による炎症性皮膚疾患の新規低分子治療薬の開発
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26670528
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Research Institution | Mie University |
Principal Investigator |
欠田 成人 三重大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (00422866)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
水谷 仁 三重大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (30115737)
山中 恵一 三重大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (70314135)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | Heat shock protein 90 / 尋常性乾癬 |
Outline of Annual Research Achievements |
最終年度には、主にイミキモド(Imiquimod)外用尋常性乾癬モデルマウスによる系を作成のうえ、Heat shock Protein 90 (Hsp90)阻害薬の疾患予防効果を見るために、様々なHsp90阻害薬のうち、17-AAG(17-demethoxygeldanamycin)を選定のうえ、臨床データの収集及び解析を行った。具体的には、種々の投与間隔、投与回数、濃度、担体を用いて、経皮的、もしくは腹腔内投与による全身投与を行い、主にマウスの耳介の厚さ、紅斑・鱗屑等の臨床症状を指標とした皮膚炎症改善効果をみたうえで、各種炎症性サイトカイン発現の解析を行った。 なお、学会発表として、確定したものとして、スイス皮膚科学会、European Academy of Dermatology and Venereologyにて2回、日本皮膚科学会総会、日本アレルギー学会総会、日本皮膚アレルギー・接触皮膚炎学会にて演題発表をおこない、論文発表として、Journal of Allergy Clinical Immunogyに報告し、研究成果の意義やその重要性、今後の展望につき啓蒙活動を行った。今後の研究として、炎症抑制効果につながる関連サイトカインの解明、血液、脾臓からのサイトカイン発現を解析し、Hsp90阻害薬による乾癬炎症の抑制効果のメカニズムの解明につなげたいと考えている。
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Research Products
(7 results)