2014 Fiscal Year Research-status Report
胆管癌特異的長鎖ノンコーディングRNAの同定と革新的治療法開発への挑戦
Project/Area Number |
26670610
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Research Institution | Nippon Medical School |
Principal Investigator |
瀧澤 俊広 日本医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (90271220)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉田 寛 日本医科大学, 医学部, 准教授 (60246999)
谷合 信彦 日本医科大学, 医学部, 准教授 (20287725)
水口 義昭 日本医科大学, 医学部, 助教 (70409217)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 癌 / 胆道外科学 / 胆管癌 / ノンコーディングRNA |
Outline of Annual Research Achievements |
胆管癌増殖・浸潤に関与する胆管癌特異的 long non-coding RNA(lncRNA)の同定:先端次世代シーケンサーによる胆管癌の発現プロファイル解析を開始した。1)胆管癌組織、胆嚢癌組織、肝細胞癌組織(所属機関倫理審査委員会により承認済)のサンプル採取およびサンプル調製を行った。2)イルミナ社次世代シーケンサー・MiSeqを用いて、培養細胞(絨毛外栄養膜細胞、胆管癌細胞株など)のlncRNA発現解析を開始した。抽出したRNAをイルミナ社TruSeq RNAサンプル調整キットで標識し、シーケンスを行った。引き続きMiSeqから得られた1サンプル当たり約900万リードの塩基配列データをCLC bio社CLC Genomics Workbenchを用いてバイオインフォマティックス解析した。mRNAとともに十分にlncRNAの配列同定が可能であった。3)Loss-of-function解析による胆管癌増殖および浸潤・転移に関与するlncRNAの同定:胆管癌細胞株を用いたlncRNA機能解析のために、レンチウイルスを用いたsiRNA発現ベクターの作製を進めた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
血液・胆汁中の癌特異的lncRNAを用いたバイオマーカー開発において、患者さんからの血液・胆汁サンプルの採取が遅れているため。
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Strategy for Future Research Activity |
遅れはあるが着実に進展しているので、計画に沿って研究を進める予定である。
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