2017 Fiscal Year Annual Research Report
Identification and transferability of specific family nursing in end of life care
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26670973
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
上別府 圭子 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (70337856)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | エンドオブライフケア / 家族看護 / 症例研究 |
Outline of Annual Research Achievements |
①臨床実践現場の看護師と家族看護学研究者/学習者による症例研究を継続し、研究会を5回開催した。実践の領域(例:産業保健・地域保健)や疾患や障害の特徴について(例:若年性認知症)のレビューも併せて行い、症例の置かれた文脈の理解に務めた。さらに、各ライフステージで使用可能な福祉・制度に関する学習会を開催し、サポート資源に関する情報のアップデートを行った。日本家族研究・家族療法学会では家族症例のストーリーの読み方について、日本家族看護学会では症例研究の方法論についてディスカッションを深めた。看護学生初学者向けの教科書を公刊し家族看護学の普及啓発を行った。小児がん患者のきょうだい支援に焦点化した国際会議において、同胞を小児がんでなくしたきょうだいのナラティブに関する研究を含む日本におけるきょうだい研究を紹介し、世界トップレベルの研究者らと、意見交換を行った。 ②平成27年11月~平成28年9月に開催された、みんなのMITORI研究会が主催する終末期医療に関する勉強会前後において、医療・福祉従事者の看取りに対するケア態度が変化したかどうかを検証することを目的として、第1回勉強会への参加者かつ全6回の勉強会終了1カ月後にアンケートを回答したものを対象者とし、勉強会開始前と勉強会終了1カ月後のデータを集計し、解析した(n = 15)。平成29年2月に開催された日本ホスピス・在宅ケア研究会全国大会にて報告した内容から、さらなる分析を実施した。本勉強会は、医療・福祉従事者においては、個々がもつ介護観や死生観を再認識する機会となり、自身らが行ってきた看取りに関するケアと照らし合わせ、専門職として自身が実践する看取りに関するケアへの取組を心理的にサポートすることにつながった可能性が示唆された。本成果を公表するため、国内の学術誌への投稿を目指し、現在執筆中である。
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Research Products
(16 results)
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[Journal Article] A prospective, multicenter, Stop Tyrosine Kinase Inhibitor trial of pediatric patients with chronic myeloid leukemia with sustained complete molecular response (STKI-14).2018
Author(s)
Shimada H, Kada A, Shima H, Tono C, Yuza Y, Kurosawa H, Watanabe A, Ito M, Uryu M, Kamibeppu K, Kiyokawa N, Adachi S, Saito AM and Tanizawa A
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Journal Title
Hiroshima Journal of Medical Sciences
Volume: 印刷中
Pages: 印刷中
Peer Reviewed
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[Journal Article] HRQOL of Japanese children with acute lymphoblastic leukemia during and after chemotherapy.2017
Author(s)
Kobayashi K, Yamaguchi E, Hayakawa A, Adachi S, Hara J, Tokimasa S, Ohta H, Hashii Y, Rikiishi T, Sawada M, Kuriyama K, Kohdera U, Kamibeppu K, Kawasaki H, Oda M, Hori H
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Journal Title
Pediatrics International
Volume: 59
Pages: 145-153
DOI
Peer Reviewed
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[Presentation] The struggle of families who experienced childhood cancer and great east Japan earthquake disaster2017
Author(s)
Kiyoko Kamibeppu, Kayoko Kurihara, Mari Ikeda, Iori Sato, Takafumi Soejima, Ryota Kikuchi, Seigo Suzuki, Yuko Nagoya, Yuki Yamane, Motoko Takahashi, Hiroe Hayasaka, Reiko Tsuda, Masue Imaizumi, Atsushi Sato, Hitoshi Shiwaku, Yuko Suzuki, Yukiko Inoue, Yoji Sasahara, Takeshi Rikiishi
Organizer
49th congress of the international society of paediatric oncology
Int'l Joint Research
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