2017 Fiscal Year Annual Research Report
The investigation of the relationship between the pelvic sacral angle(PSA)and relaxin during pregnancy.
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26670983
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| Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
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Principal Investigator |
安達 久美子 首都大学東京, 人間健康科学研究科, 教授 (30336846)
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| Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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| Keywords | 尿中リラキシン / 恥骨結合上端部開角 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
平成28年度より引き続き妊娠初期、中期、後期の3時点において、尿中リラキシン量及びPSA測定を実施し、尿中リラキシンとPSAの関係性を明らかにすること,さらに継続して、産後1～2か月の時点でPSAを測定することで、PSAの妊娠～産褥の変化を明らかにすることを目的として調査を行った。
研究対象者は、産婦人科1施設で妊婦健康診査を受けており，この施設で分娩予定の妊婦で、骨盤や股関節に整形外科的疾患のない自然妊娠の妊婦とした。データ収集は，妊娠初期，妊娠中期，妊娠後期，産褥1日目，産褥4日目，産褥１ヶ月に実施した。超音波断層法によるPSAの計測と尿中リラキシン値の測定を行い，基本情報と妊娠・分娩経過の情報は自記式質問紙と診療録から収集した。
その結果、平成28年度からの継続分を含めて、最終的に妊娠期から産後1カ月までのデータの入手が可能であったのは、15名であった。PSAの推移については，妊娠中期から妊娠週数が進むにつれて徐々に開大角度が増し，分娩後には縮小していく傾向がみられた。妊娠各期のPSAやPSA変化量と尿中リラキシン値の間に相関はみられなかった。
尿中リラキシンについて、先行研究では、リラキシンの血中濃度は妊娠12週頃にピークまで増加し，17週頃まで低下が続くが，その後は分娩までピーク時の半分程度の濃度で保たれるとされていたが、本研究では、妊娠初期とそれ以降の時期に有意差はみられず、また、妊娠初期に増加し、その後低下するといった傾向もみられず、リラキシンの値は、個人差が大きく、バラつきがみられた。そこで、妊娠後期の妊婦35名の尿中リラキシンを採取し、クレアチニン補正した値でも分析したが，リラキシン値のバラつきがあり、平均値を推定するには至らなかった。
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Research Products
(2 results)
