2014 Fiscal Year Research-status Report
子どもを産まないまま老齢期を迎えていく女性たちに対する健康支援の検討
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26670984
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Research Institution | Kanagawa University of Human Services |
Principal Investigator |
田邊 けい子 神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 講師 (00453506)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 生殖 / 身体 / 女性 / 健康 / エイジング |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は,子どもを産まないまま老齢期を迎えていく女性たちの身体観(保健医療行動を含む健康観や身体認識)を明らかにし,明らかになった身体観を踏まえた「生涯にわたる女性の健康支援」の在り方を導き出すことである. この目的に接近するため3ヶ年計画を立てた.初年度である平成26年度は「生殖」や「女性身体」に関する社会科学領域の研究成果に当たりつつ,当代社会における女性たちの出産をめぐる動向と,女性の健康に関する性差医学的見解とを文献から検討し,本研究の目的および必要性が支持されたことを確認した.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当初の予定では文献検討の結果を踏まえて,聞き取り調査を行う計画であったが,文献の入手に思いのほか時間を要してしまい,その結果,聞き取り調査の算段がやや遅れた. ただし,平成26年度の研究成果から本研究を遂行する妥当性は確認できており,また,所属大学の研究倫理審査において調査実施の承認を得ていることから,次年度以降の研究計画に大幅な修正を加える必要はないと判断している.
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Strategy for Future Research Activity |
平成26年度の研究成果を踏まえ,次年度以降も研究計画にしたがって研究を遂行する. 具体的には,平成27年度(研究計画2年目)では,平成26年度(初年度)の研究成果踏まえて聞き取り調査を行い,分析に着手し,平成28年度(最終年度)には前年度までの分析結果を踏まえて,生涯にわたる女性の健康支援の在り方を導き出す予定である.
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