2015 Fiscal Year Annual Research Report
TIM-3/galectin-9を軸とした新規白血病幹細胞治療標的分子の同定
Project/Area Number |
26713034
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
菊繁 吉謙 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (40619706)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 白血病幹細胞 / TIM-3 / galectin-9 / β-catenin |
Outline of Annual Research Achievements |
平成27年度は、これまでの研究結果から白血病幹細胞がTIM-3リガンドであるgalectin-9をautocrine様式で分泌すること、そして、TIM-3/galectin-9シグナルがNF-kBとβ-cateninの共活性化を生じることを見いだしていましたので、このautocrineシグナル経路がin vivoにおいて治療標的になりうるかどうかを異種移植系を用いて実験を行いました。ヒトgalectin-9に対する中和抗体の投与により免疫不全マウス内に再構築したヒトAMLの白血病幹細胞の機能に対して抑制的に作用するか検討しました。その結果、TIM-3/galectin-9 autcrine loopの遮断により白血病幹細胞の自己複製能力を中心とした機能が抑制されることが明かになりました。すなわち、in vivoにおいてもTIM-3/galectin-9シグナル経路が白血病幹細胞の機能にとって重要な役割を担うことが明かになりました。さらに、AML以外の骨髄性腫瘍においても、AML同様にTIM-3陽性白血病幹細胞がgalectin-9を分泌するTIM-3/galectin-9シグナルが存在することも明らかにしました。平成27年度はこれらの実験結果をまとめ、Cell Stem Cell誌に報告することができました。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(5 results)
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[Journal Article] A TIM-3/Gal-9 Autocrine Stimulatory Loop Drives Self-Renewal of Human Myeloid Leukemia Stem Cells and Leukemic Progression2015
Author(s)
Kikushige Y, Miyamoto T, Yuda J, Jabbarzadeh-Tabrizi, S., Shima T, Takayanagi S, Niiro H, Yurino A, Miyawaki K, Takenaka K, Iwasaki H, Akashi K
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Journal Title
Cell Stem Cell
Volume: 17
Pages: 341-352
DOI
Peer Reviewed / Acknowledgement Compliant
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