2015 Fiscal Year Research-status Report
多次元低周波ストリームデータのパターン認識法の構築
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26730021
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| Research Institution | Kyushu University |
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Principal Investigator |
大草 孝介 九州大学, 芸術工学研究科(研究院), 助教 (30636907)
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| Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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| Keywords | 多次元時系列データ / 超低周波データ / パターン認識 / センシングデータ |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本年度は昨年度設計を行ったマイクロ波ドップラーセンサを用いたパターン認識に焦点を当て，研究及びその成果の発表を行った．具体的にはマイクロ波ドップラーセンサを用いた転倒検知システムの構築を行い，モデルベースの手法の有用性の確認を行った．当該データの対象とする人間の転倒動作は非常に低周波な動作でありながら，現象としては瞬時に観測されるものでり，なおかつ逐次的に処理する必要があり，またセンサの特性上多次元のデータが観測されるため，当研究の目的とする手法の構築に非常にマッチしたものであると言える．
また，上記研究成果および，昨年度のマーケティングデータへの適用結果の報告を含めて，論文誌へ1報の掲載，および査読付き国際学会への2件の発表を行った．また新規研究成果については，まとまり次第，学会誌や査読付き学会への報告を予定している．
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度の研究成果は，昨年度行った提案モデルの映像データへの適用に加え，マイクロ波ドップラーセンサを用いたセンシングデータへの適用を行った．本年度の研究成果は日本計算機統計学会の論文誌に2報，査読付き国際学会（WCECS2015, IEEE CINTI2015）に掲載された．
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| Strategy for Future Research Activity |
来年度は最終年度であるため，測定したデータの公開の検討及び，提案モデルのより広範囲への適用，特に室内での位置推定手法への適用を検討している．また，今までは実データへの適用に主眼をおいており，理論面での検討をあまり行ってこなかったため，その点にも焦点を当て，研究を行っていく予定である．
データの公開については，個人情報の観点もあるので，より慎重に行っていく予定である．
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| Causes of Carryover |
本年度は4,880円の差額が生じた．これはセンサ等が予想より安価に購入できたことなどが要因としてあげられる．
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| Expenditure Plan for Carryover Budget |
上記金額について，本年度では実験データ保存のための機器購入などにあてる予定である．
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Research Products
(5 results)
