2017 Fiscal Year Annual Research Report
Research on people movement estimation in narrow areas using wireless networks
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26730052
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| Research Institution | Sophia University |
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Principal Investigator |
小川 将克 上智大学, 理工学部, 准教授 (90624411)
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| Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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| Keywords | 待ち時間推定 / 入退室推定 / 加速度 / 機械学習 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
（１）平成28年度実施の入退室システムの基礎検討を発展させた．平成28年度では，1台のモニタ機器において，ユーザが持つスマートフォンが送信する無線LANフレームを受信したときのRSSIを用いて，ユーザ行動（部屋に入室，部屋に滞在，部屋に退室）を機械学習により分類した．しかし，入室動作と同じように，部屋に滞在中にユーザが移動することを考慮していなかった．平成29年度では，部屋に滞在中に移動した場合にも対応するために，2台のモニタ機器により取得したRSSIを用いて，機械学習によりユーザ行動が分類できることを明らかにするとともに，スマートフォンの機種に依存せずに，高精度で分類できることを明らかにした．
（２）平成27-28年度実施の待ち時間推定では，BLE受信機を2台設置し，BLE受信機の通過時刻差により待ち時間を推定していた．そのため，ユーザが待ち行列内外のどちらに存在しているかを判定していなかった．平成29年度では，スマートフォンの加速度センサから得られる加速度を用いて，機械学習により分類した静止と移動のユーザ行動情報を利用する．ユーザ行動情報を利用して，待ち行列に並び始めたことと，ユーザ間での移動と静止の相関により待ち行列内に並んでいることを判定する．さらに，待ち行列の先頭には，BLE受信機を1台設置し，ユーザが持つスマートフォンが送信するBLEのRSSIを利用して待ち行列から抜けたことを判定する．これらの判定を利用して，待ち行列内外と待ち時間について高精度で推定できることを明らかにした．
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