2014 Fiscal Year Research-status Report
Web機能の再利用と統合に向けた大規模UIコンポーネントの検索方法の研究
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26730158
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Research Institution | Kanagawa University |
Principal Investigator |
韓 浩 神奈川大学, 理学部, 助手 (20600802)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | UIコンポーネント / Web機能検索 / 情報統合 / 情報アクセス / Web利用者行動 / 情報時効 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では,まずWeb上の各種のサービスに使用されているWeb機能・UIコンポーネントの認識及び検索手法を研究する。次に,これらに基づいて,Web上のサービスを用いた付加価値サービスや統合サービスの実現に向けて,Web機能の分析や記述,コンポーネント化,再利用と統合方法等の研究を行う。 本年度は,基盤となる各種データの導入,UIコンポーネントの認識・記述及び検索方式の検討・実験等に関して,以下のような項目を行った。 (1)大量のWebページから各種類のUIコンポーネントを収集・分析し,最初の認識パターンを作成してWeb機能の記述方式を提案・実装した。さらに,Web機能再利用に関するクライアントサイドレンダリングメカニズムの検証を行った。 (2)利用者の検索行動の解析に基づくWeb情報・機能の時効性と利用パターンの分析等を部分的に実施した。 (3)分析結果の活用方法を検討し,追加のデータ導入等に向けた準備を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
現在までのところ,本研究はおおむね順調に進展している。本年度は基礎分析とコンポーネント再利用ツールの作成を行った。利用者の行動解析に基いて情報の属性分析も始まった。
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Strategy for Future Research Activity |
今後も当初計画通りに研究を推進する。異なるWeb機能を統合して,大規模の統合サービスの実現に向けて,安定な情報抽出技術と系統的な統合方式及びテスト・メンテナンス手法等の開発を行う。サービスの安全性・適用性と情報のセキュリティ等の必要な技術を組み合わせる。さらに,利用者の行動解析を深化してWeb情報・機能の属性分析の深化を図る。
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Causes of Carryover |
海外出張は別の研究費を利用した。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
設備の導入費用と学会参加費として利用する。
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