2015 Fiscal Year Annual Research Report
反転教室において資料提示が学習プロセスに及ぼす影響の実証的研究
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26750078
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Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
杉森 公一 金沢大学, 大学教育開発・支援センター, 准教授 (40581632)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 反転授業 / 反転教室 / ルーブリック / クリッカー / 授業ポートフォリオ |
Outline of Annual Research Achievements |
クリッカーにより支援された、授業内での議論・グループ学習、授業ポートフォリオへの応用 事前に学習された知識は、授業開始時の小テスト・クリッカー課題で確認され、議論・グループ学習によって理解が促進される。教師は、学生グループの課題解決を支援するファシリテーションの能力を発揮することが求められる。このような状況で、教師と学生の学びの振り返りの価値が高い。 学生の学習活動の振り返りは、①クリッカーの回答記録②教室後方からのビデオ記録を活用して、授業活動の分析を支援する授業ポートフォリオを蓄積する。 学習活動の振り返りによって、教師の自己評価、学生の授業評価を根拠付ける授業ポートフォリオをモデル化し、他教員のFD活動へモデル授業として提示・提案する。学生と教師間の相互作用を促す能動的学修の実践事例に関して一部の成果は、日本理科教育学会、日本化学会などでの招待講演で報告した。
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