2014 Fiscal Year Research-status Report
うつ病女性の家事労働におけるサポートの現状と阻害因子
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26750184
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
星野 藍子 名古屋大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (10534406)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 国際学会発表 / 論文発表 |
Outline of Annual Research Achievements |
家事におけるサポートの特徴と問題点の解明を行うため、健常女性、うつ病女性のインタビュー調査の準備を行った。インタビュー内容の検討、対象者リクルートの方法などを、各協力機関や、これまでの研究協力者と検討を実施した。特に対象者の社会的背景や、子育ての有無、介護の有無についての検討を実施し、より詳細な対象者の絞り込みを行っている段階である。 また本研究に関連する研究内容として、うつ病女性の家事労働・賃金労働全般における特異的なストレス要因についてまとめ、6月18日~21日に横浜で開催された16th International Congress of the World Federation of Occupational Therapistにて、「Association of depression and stressors and housework of women」として英語での口述発表を行った。またその会場にてディスカッションを実施した。 また関連研究として、うつ病女性と健常女性の家事労働におけるストレス要因要因を比較した研究内容を雑誌「精神科治療学」297巻7号(頁:933-939)に「うつ病女性の家事労働におけるストレス状況」として発表した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
平成26年9月~27年3月末まで産前・産後休暇・育児休暇を取得していたため、研究全体の進捗に遅れが出ている。また休暇前の産前の時期についても、体調不良等で研究の進捗に遅れが出た。 産休・育休による1年間の延長申請を実施する予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
産休・育休で遅れている進捗状況に対して、延長申請を提出したのち、研究の時期を再計画し、より円滑な実施を行っていく。 また国際学会等で得られた研究に対する意見を研究内容に反映し、より質の高い研究成果を目指す。
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Causes of Carryover |
26年9月~27年3月に産前・産後休暇、育児休暇を取得したため、研究の進捗状況に遅れが生じているため。当初予定していた調査や人件費等の謝金が研究の進捗の遅れのため、使用されていない。次年度以降、当初の計画に沿って使用予定である。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
休暇による遅れであるため、当初経過に則り、研究を進め、使用予定である。また産休による研究延長申請を提出し、より計画的な使用を行う。
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Research Products
(3 results)