2017 Fiscal Year Annual Research Report
The relationship between diving bradycardia and heart rate recovery
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26750340
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
小西 真幸 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 助教 (10711187)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 潜水反射試験 / 加齢 / 心肺体力 / 副交感神経 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成29年度は研究課題Ⅰ(性別・年齢・身体組成および心肺体力の相違が潜水徐脈反応と運動後心拍回復の関係に及ぼす影響の検討)の成果の一部を、22nd Annual Congress of the European College of Sport Scienceにて学会発表した。発表概要は、「若年者と比較し高齢者では潜水徐脈反応が減弱するものの、若年の高体力者と一般若年者には潜水徐脈反応に差がない」であった。 また研究課題Ⅱ(12週間の運動トレーニングが潜水徐脈反応および運動後心拍回復に及ぼす影響)の実験およびデータ解析を進めた。対象者数は実験開始時は中年肥満男性34名であったが、5名の途中離脱があった。さらに運動基準を満たさない者を除外し、運動群11名およびコントロール群11名の合計22名にてデータ解析をおこなった。12週間の運動介入により、体重には介入前後に差はなかったものの、体脂肪率は運動群で有意に減少した(P < 0.01)。また運動群は介入前と比較して介入後に最高酸素摂取量が有意に向上した(P < 0.01)。12週間の運動介入は、心拍変動解析により評価した副交感神経活動(high-frequency power)を増加させたものの、潜水徐脈反応には介入前後で差はなかった。中年肥満男性に対する12週間の運動トレーニングは、心肺体力を向上させ、心拍変動により評価した副交感神経活動を増加させたものの、潜水徐脈反応には影響を与えないことが示唆された。本研究内容は第72回日本体力医学会にて発表した。 これらの研究成果は、簡便に副交感神経活動を評価する指標としての潜水徐脈反応の有用性を検討する上で重要な知見となった。
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[Presentation] Autonomic regulation in physically fit and recreationally active young and older men2017
Author(s)
Konishi, M., Kawano, H., Tabata, H., Kim, H.K., Xiang, M., Sakamoto, S.
Organizer
22nd Annual Congress of the European College of Sport Science
Int'l Joint Research
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