2015 Fiscal Year Research-status Report
多元多重通信が可能な埋込み型多チャネル神経信号計測システムの開発とBMIへの応用
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26750385
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Research Institution | National Institute of Information and Communications Technology |
Principal Investigator |
安藤 博士 国立研究開発法人情報通信研究機構, 脳情報通信融合研究センター脳情報通信融合研究室, 主任研究員 (00638794)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | BMI / ECoG / LSI / 多元多重通信 |
Outline of Annual Research Achievements |
LSIを複数接続したときの配線複雑化に伴うパッケージング肥大化を解消するため、移動体通信では一般的なCDMAを応用し、まずは有線バス接続として利用して複数LSI間のワイヤード多元多重接続を実現することを狙って、LSI設計における回路構成の検討やFPGA等によるLSI試作前事前検証を行い、Matlabによる機能モデル作成、RTL記述による回路生成などを実施した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本年度はCDMAをベースとした複数LSIによる多元多重通信を実現するための回路設計及び回路シミュレーションを実施し、実際に試作を行って性能検証を行い、成果をまとめる予定であったが、LSI設計における回路構成の検討やFPGA等によるLSI試作前事前検証に時間を要し、研究の進捗が遅延したため。
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Strategy for Future Research Activity |
LSI設計における回路構成の検討やFPGA等による事前検証を行った後、CDMAをベースとした複数LSIによる多元多重通信を実現するための回路設計及び回路シミュレーションを実施し、試作による性能検証を行う。
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Causes of Carryover |
本年度はCDMAをベースとした複数LSIによる多元多重通信を実現するための回路設計及び回路シミュレーションを実施し、実際に試作を行って性能検証を行い、成果をまとめる予定であったが、LSI設計における回路構成の検討やFPGA等によるLSI試作前検証に時間を要し、研究の進捗が遅延したため、次年度に繰り越して研究を進める計画に変更した。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
CDMAをベースとした複数LSIによる多元多重通信を実現するための回路設計及び回路シミュレーション、および試作回路の電気特性評価などのための環境整備・電子部品などに利用する計画である。
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