2017 Fiscal Year Annual Research Report
Christianity in Chinese Ethnic Groups: A Case Study of Ethnic Yi
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26770030
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| Research Institution | Fukuoka Jo Gakuin University |
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Principal Investigator |
徐 亦猛 福岡女学院大学, 国際キャリア学部, 准教授 (00638265)
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| Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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| Keywords | 中国少数民族 / キリスト教 / 宣教師 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
平成29年度は、研究計画に基づいて、イ族地域で宣教活動を成功した内地会の宣教師及びオーストラリアの内地会本部に関する文献資料の追加調査を行って、その成果は以下のように挙げることができた。
イ族におけるキリスト教の受容を考察する場合、宣教師、伝道会から直接影響を受けた事実が非常に重要である。しかし、キリスト教側の文脈からイ族におけるキリスト教受容への影響を検討する余地はなお残されている。平成28年度にフィールドワークを行った雲南省イ族村落に大きな影響を及ぼしたオーストラリア籍の内地会宣教師ポーデスのことを明らかにした。ポーデス宣教師に関する文献記録（China's Millions)はオーストラリアの内地会メルボルン本部に保存されている。平成28年度中、一度内地会メルボルン本部に赴き、ポーデス宣教師に関する資料調査を行い、得られた資料の分析を通して、オーストラリアの内地会本部の多大なサポートによって、ポーデス宣教師の宣教活動ができたことを発見した。そのオーストラリアの内地会本部の宣教方針と政策などを解明するため、平成29年度追加調査として、オーストラリアの内地会メルボルン本部、メルボルン神学校及びメルボルン市立図書館で文献資料の閲覧、撮影と複写を行った。
平成29年度の研究成果として、平成28年度において学会発表を通して、寄せられた質問とご意見に基づいて、研究発表原稿を研究論文として、平成29年7月、日本宣教学会から刊行された『宣教学ジャーナル』第11号に掲載された。さらに、平成29年度の追加調査によって得られた文献資料に基づいて、発表原稿を作成し、平成30年度7月香港バプテスト大学主催の「第5回カルメル山国際シンポジウム」において招待研究発表に採用された。
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