2014 Fiscal Year Research-status Report
日本の高等教育における「ネイティブスピーカー」の概念の規定要因
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26770193
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Research Institution | Future University-Hakodate |
Principal Investigator |
リヴァーズ ダミアン 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 准教授 (00515455)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | ネイティブスピーカー |
Outline of Annual Research Achievements |
JREC-IN (https://jrecin.jst.go.jp)における英語サイトの求人公募より292のデータ(研究分野:言語学)を収集。これらの求人公募には「ネイティブスピーカー」が応募資格として記載。これについて求人機関へメールにて問合わせ。質問1:どのように求人の応募資格として「ネイティブスピーカー」が定義づけられたのか。質問2:応募者の「ネイティブスピーカー」としての位置付けがどのようにそして誰によって査定されるのか。 メールによるデータと292の求人公募の用語について公表に向けて準備した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2014年12月:ClaSIC国際学会準備・発表・参加(シンガポール国立大学、シンガポール)2015年3月:CELFフォーラムにてゲスト講演者招待・発表・参加(玉川大学)。3月AAAL学会準備・発表・参加(トロント、カナダ)。研究データを元に日本の高等教育におけるネイティブスピーカリズムについての章を執筆。(2015-2016年 ブリティッシュカウンシルより刊行予定)。
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Strategy for Future Research Activity |
JREC-IN (https://jrecin.jst.go.jp)における日本語サイトの求人公募よりデータ(研究分野:言語学)を収集予定。このデータ集計により「ネイティブスピーカー」という用語が英語サイトと比べ日本語でどのように表現されるか見通しが立つであろう。一年以内に500以上の日本語サイトの求人公募を集計予定。
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Causes of Carryover |
為替レートによる影響。(旅費等の支払いを海外のクレジットカードにて支払いのため)
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
研究に必要な書籍購入予定。
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Research Products
(6 results)