2014 Fiscal Year Research-status Report
「ものづくり」を主題とした英会話授業方法に関する研究
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26770209
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Research Institution | Kagawa National College of Technology |
Principal Investigator |
森 和憲 香川高等専門学校, 一般教育科, 准教授 (60353330)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 英会話教材 / ものづくり / ESP |
Outline of Annual Research Achievements |
専攻科の学生を対象にLego Creator およびLego Mindstorms EV3を使用した英会話授業をビデオ録画し、どのような表現を使っているかを記録し、分析することができた。当授業は、二人一組のペアになり、レゴ・ブロックを組立マニュアル通りに部品を組み立て、レゴ・マインドストームを用いたロボットを完成させるというものと、チームで地元の問題を解決するためのロボットを組み立て、英語を使って組み立てながら、最後は英語でデモンストレーションとプレゼンテーションを行う、という構成で成り立っている点にポイントがある。結果として組み立てやプログラミングに必要な単語や表現を抜き出し、会話教材を作成することができた。 さらに、本指導法を盛り込んだCan-Doリストを作成した。専攻科1年では「原稿を見ずに自分の研究分野のプレゼンテーションができ、質問に対して、間違いを恐れることなく、簡単な表現を用いて回答することができる」というCan-Doステートメントになっている。 本研究での取組や成果を、国際学会 8th International Symposium on Advances in Technology Education および全国高等専門学校英語教育学会において発表し、本研究の持つ意義を広く知らしめるとともに、内外からの批判助言を得て、教材等の改良に資することができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
全体的には予定通りの進捗状況であるが、当初の予定にあった普及活動については、まだ十分に行えていない。H27年度はこの点を重点的に行っていく予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
H26年度中に作成された教材を使用して授業を行う。授業はビデオに録画し、かつ学生にアンケート調査を行うことで、教材や指導法の改善を行う。さらに学会発表を通じて批判助言を得て、教材の改良に資する。 Can-Doリストの改良に関しては、特に低学年での実施を踏まえ、7年間を通じたCan-Doリストの作成を目標としている。また指導法と会話教材をパッケージ化し、インターネット等を通じて無料配布する。
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Causes of Carryover |
当初の予定よりも物品が安価に購入できたり、旅費の支出が少なかったため、結果として少額の次年度使用額が生じた。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
来年度の旅費に組み入れて使用する。
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Research Products
(4 results)