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2018 Fiscal Year Annual Research Report

Sick leave clauses and legal norm

Research Project

Project/Area Number 26780031
Research InstitutionYokohama National University

Principal Investigator

石崎 由希子  横浜国立大学, 大学院国際社会科学研究院, 准教授 (50547817)

Project Period (FY) 2014-04-01 – 2019-03-31
Keywords病気休職・復職 / リハビリ勤務 / 障害者雇用 / 合理的配慮
Outline of Annual Research Achievements

最終年度においては、フランス法・ドイツ法・日本法の比較法的検討を行い、日本法の特色を明らかにする他、日本法に対する解釈論・立法論上の示唆を導くことを予定していた。そこで、2018年度は、これまでに得られた比較法的見地を踏まえながら、改めて、日本法の状況・課題についての検討・整理を行った。その成果については、今後公表予定である。
本研究を進める中で、障害者雇用に関する法制度との連接の重要性が明らかとなったため、この点についての検討を更に深めることとした。特に、2018年度においては、ドイツの障害者雇用を担当する行政機関(統合局)や作業所等において聞き取り調査を実施することができた。現地では、障害者の一般就労推進に向けた法政策や2016年の社会法典第9編(障害者法)の改正の意義や課題、その運用についての意見交換等を行った。こうした海外調査の成果についてはダイバーシティ就労研究フォーラム海外状況整理部会及び企業人も多く参加するダイバーシティ研究会で発表済である。
また、前年度に引き続き、「働き方改革実行計画」において取り上げられた「病気の治療と仕事の両立」に向けた法政策の意義と課題についても考察を行い、その成果を公表しているが、この点についての理論的分析は、今後の研究においてさらに発展させていく予定である。その際、本研究においてもその重要性を認識しつつ、十分な検討を行うことができなかった労働安全衛生法制についても分析を行う予定である。

  • Research Products

    (3 results)

All 2019 2018

All Journal Article (3 results)

  • [Journal Article] 育休終了後に締結した契約社員契約の雇止め―ジャパンビジネスラボ事件東京地判平成30・9・112019

    • Author(s)
      石﨑由希子
    • Journal Title

      ジュリスト

      Volume: 1532 Pages: 107-110

  • [Journal Article] 「治療と仕事の両立」に向けた法政策と今後の課題2018

    • Author(s)
      石﨑由希子
    • Journal Title

      ジュリスト

      Volume: 1526 Pages: 81-86

  • [Journal Article] 強行規定としての割増賃金規制と労使自治 : 国際自動車(差戻審)事件をうけて2018

    • Author(s)
      石﨑由希子
    • Journal Title

      ジュリスト

      Volume: 1522 Pages: 97-102

URL: 

Published: 2019-12-27  

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