2016 Fiscal Year Research-status Report
コミュニケーション専門職の人材育成に関する実証的研究
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26780222
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Research Institution | Kyoto Sangyo University |
Principal Investigator |
伊吹 勇亮 京都産業大学, 経営学部, 准教授 (60410255)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | コミュニケーション専門職 / 人材育成 / 高等教育 / 人材採用 / 資格制度 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成28年度は、これまで実施してきた、①高等教育、②人材採用、③資格制度に関する調査結果を基に、(a)特に①や③についての追加のインタビュー調査を国内外で行う、(b)特に②や③についてのアンケート調査を国内で行う、(c)成果を国内外での学会報告や論文化の形で世に問う、以上3点が主な研究計画であった。 しかし、研究代表者が秋から在外研究に出ることとなり、実質的な研究遂行が難しくなったため、今年度においてはbの調査の準備と、aとcの部分的実施にとどまることとなった。また、これに伴い、研究期間そのものを平成29年度の1年間延長することとなった。 aについては、国内でのインタビュー調査やADSTARS(釜山国際広告祭)参加を通じ、アンケート項目に反映をさせるための最新の情報の取得に努めた。bについては、調査対象をPRプランナー資格保持者に限定しないこと、またそもそもの業務内容を把握することを、当初の研究計画に加えて検討している。在外研究が平成29年秋に終了するため、帰国後すぐに調査に取りかかれるような準備を行っている。cについては、広報に関する世界最大規模の研究集会であるIPRRCにて報告を行ったほか、調査の前提となる知識を整理するべく研究ノートの執筆を行った。 在外研究のために限られた項目でしか研究を進めることはできなかったが、可能な限りの準備は進めることができており、次年度にしっかりと成果を出したい。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
平成28年秋より研究代表者が在外研究に出ることとなったため、実質的な研究遂行が難しくなった。今年度は当初計画の部分的実施にとどまっており、残りは研究期間延長の上で平成29年度に実施することとなる。
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Strategy for Future Research Activity |
平成29年度は、平成28年度の研究計画をそのまま引き継ぎ、これまで実施してきた、①高等教育、②人材採用、③資格制度に関する調査結果を基に、(a)特に①や③についての追加のインタビュー調査を国内外で行う、(b)特に②や③についてのアンケート調査を国内で行う、(c)成果を国内外での学会報告や論文化の形で世に問う、以上3点が主な研究計画となる。部分的とはいえ平成28年度に準備を進めることができているので、着実に研究を推進したい。
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Causes of Carryover |
在外研究に従事したため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
【今後の研究の推進方策】欄で述べた通り、インタビュー調査ならびに学会報告のための旅費と、アンケート調査の実施費用を中心に、使用する計画である。
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