2014 Fiscal Year Research-status Report
研究開発者の創造的行動を促進する組織的・個人的要因に関する実証分析
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26780225
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Research Institution | Aomori Public College |
Principal Investigator |
田中 秀樹 青森公立大学, 経営経済学部, 講師 (90567801)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 研究開発者 / 創造性 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は主に先行研究調査を行った。具体的には、研究開発人材の国際移動に関する先行研究、研究開発者の語学力と国際共同の関係性などの最新の研究をサーベイした。それらの先行研究調査に加え、国が進めている「留活」などに関してもサーベイした。これらのサーベイを基に、現在、計画2年目に行う大規模アンケート調査の質問設計を進めている。 また、既存のデータを用いて、企業内(あるいは企業グループ内)での異動(移動)が研究開発者の能力形成にもたらす影響に関する研究論文を公刊した。この論文の結果を上記アンケート調査に反映させて調査票設計中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
調査票設計に入るまでの準備に時間を要したことで、計画よりやや遅れているといえる。先行研究のサーベイ(特に資料入手)において予想以上に時間がかかったことが要因と考えられる。
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Strategy for Future Research Activity |
現在、すでに調査票作成作業に入っているので、早期にアンケート調査項目を決定して実査に入る予定である。アンケート実施後、論文執筆に取り掛かる。
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Causes of Carryover |
アンケート調査の実施が遅れていることが次年度使用額が生じた理由である。より効率的かつ的確なアンケート調査のための先行調査サーベイに時間をかけたため、アンケート調査実施時期が後ろ倒しとなった。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
1年目に予定していたアンケート調査を実施する。
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Research Products
(1 results)