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2014 Fiscal Year Research-status Report

行政組織における業績管理システムのデザインと利用方法が組織業績に与える影響

Research Project

Project/Area Number 26780257
Research InstitutionMusashi University

Principal Investigator

目時 壮浩  武蔵大学, 経済学部, 准教授 (90548851)

Project Period (FY) 2014-04-01 – 2017-03-31
Keywords業績管理システム / 行政評価 / 業績評価指標 / パフォーマンスマネジメントシステム / システムデザイン
Outline of Annual Research Achievements

本年度は研究期間初年度にあたるため,業績管理システムのデザインおよび利用方法に関する網羅的文献レビューと,当該テーマに関連するフィールドリサーチを中心として研究を進めた。
とりわけ,本年度は在外研究のため一年間滞在していたシドニー大学のデータベースを用いることができたため,日本では入手することが困難な雑誌も含め,200本を超える膨大な文献レビューを実施することができた。当該期間中に本研究に関連する文献レビューのほとんどを終えることができたが,オーストラリアでは入手が困難であった日本語の文献に関するレビューを十分に実施することができなかった。したがって,次年度の早い段階で,日本語文献の網羅的レビューと,漏れのあった海外文献の補足と行い,早い段階でレビュー論文の投稿を行う予定である。
つづいて,フィールドリサーチとしては,オーストラリア州政府,金沢市役所ならびに中野区役所を主たるサイトとして複数回の調査を実施した。各サイトの協力を得て,インタビューデータ,業績指標データ,社内アンケートデータ,時系列データ等の多くのデータにアクセスすることができたが,在外研究期間中という制約もあり,分析に耐えうる十分なデータを入手することができなかった。したがって,不足のデータに関しては,次年度の早い段階で補足する予定である。
さいごに,本研究の成果については,次年度,国内外の学会において報告を行うことがすでに確定している。すでに作成済みのWorking Paperに対し,学会報告でコメントを頂戴した後,紀要,学会誌,ならびに国際ジャーナルへ投稿を行う予定である。次年度は,フィールドリサーチを継続するとともに,大規模なフィールド実験も行う予定であるため,上記研究成果に関する論文執筆と並行して,早い段階から詳細な研究計画の作成に取り掛かることとする。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

文献レビューについては,在外研究期間のため多くの海外文献にアクセスすることができ,当初予定していた以上に作業を進めることができた。その一方で,一年間の海外滞在のため,日本のリサーチサイトへのアクセスが当初の予定より少なくなってしまった。しかしながら,総じてみれば,次年度の研究計画を修正する必要のない程度には研究を進めることができたため,本研究はおおむね順調に進展しているといえよう。

Strategy for Future Research Activity

研究計画に大きな変更はないが,初年度はリサーチサイトへのアクセスが当初の予定よりも少なくなってしまった。したがって,次年度はリサーチサイトへ頻繁にアクセスしながら,分析に耐える十分なデータの蓄積に努めたいと考えている。また,入手したデータを多様な視点から分析すことができるように,データベース化することも検討している。

Causes of Carryover

当初初年度にPC購入を予定していたが,在外研究先でPCの貸与を受けたため,購入する必要がなくなったため。

Expenditure Plan for Carryover Budget

先の理由により初年度にPCを購入しなかったが,次年度はPCおよびPC関連機器を早期に購入する予定である。

  • Research Products

    (1 results)

All 2015

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 部門間相互評価による業績評価指標の歪みの軽減2015

    • Author(s)
      目時壮浩
    • Organizer
      日本原価計算研究学会
    • Place of Presentation
      日本大学商学部(東京都・世 田谷区)
    • Year and Date
      2015-09-11 – 2015-09-12

URL: 

Published: 2016-06-01  

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