2015 Fiscal Year Research-status Report
現代日本社会における性同一性障害医療から見るジェンダー
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26780269
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
鶴田 幸恵 千葉大学, 文学部, 准教授 (00457128)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 性同一性障害 / 診断場面 / 相互行為分析 / 概念分析 / 脱医療化 |
Outline of Annual Research Achievements |
まず性同一性障害の診断場面の録音・録画データの分析を開始した。発表するために、データの選出を行った。次年度以降、会話分析の専門家の集まり(CAWG)で、データセッションを行ってもらうよう予約した。 医療者のインタビューについては、分析を行い、EMCAの国際会議で査読つきの発表を行った、CAWGでのデータセッションにおいて、より分析を相互行為分析として精緻化し、次年度夏に論集に投稿予定である。 国際的な動向と合わせた性同一性障害概念の利用については、2016年4月に刊行された論集に寄稿し掲載された。また性同一性障害に特化した学会のシンポジウムで発表も行った。次年度の学会のテーマセッションにも採択された。 FtX および BOI の当事者にインタビューについては、ゴッフマンの方法論の論集に寄稿し掲載された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
新しくデータが取れなくても、すでに取ったデータで十分分析することも可能である。 そのために、概念分析や相互行為分析、会話分析の手法の習熟に努めている。
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Strategy for Future Research Activity |
相互行為分析、概念分析および会話文性の国際的権威である西阪仰氏の指導の下、分析方法を磨き、会話分析の専門家の集まる研究会でデータセッションを重ね、エスノメソドロジーの研究会で内容を精緻化することで、発表を順次行っていく。
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Research Products
(4 results)