2015 Fiscal Year Research-status Report
対面・オンラインでピアサポートを提供する慢性疾患患者の負担感・満足感に関する研究
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26780303
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Research Institution | Iwate Medical University |
Principal Investigator |
米倉 佑貴 岩手医科大学, 医学部, 助教 (50583845)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 学会発表 / 調査計画立案 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究ではソーシャル・ネットワーキング・サービスを利用したピアサポートやメールやビデオ通話システムなどインターネットを利用したピアサポートなど対面ではないピアサポートが広がり,ピアサポート活動が多様化している背景を考慮した上で,(1)ピアサポート提供者の負担感と満足感の関連要因を検討すること,(2)負担感や満足感がピアサポート提供者の心身の健康に与える影響を明らかにすることを目的としている. 平成27年度は本調査を行う準備段階として既に得られている対面のピアサポート提供者における活動の負担感,満足感の関連要因や負担感,満足感が提供者の心身の健康に与える影響を分析し,日本看護科学学会学術集会で報告を行った. また,国内の専門家にヒアリングを行い,情報を活用する能力であるヘルスリテラシーや活動の負担に対処するためのストレス対処力についても考慮する必要があると考えられた.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当初の計画では平成27年度に質問紙調査を実施することとなっていた.しかし,調査内容に変更が必要となったことから,慎重に検討し次年度に調査を実施することとした.
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Strategy for Future Research Activity |
平成28年度には平成27年度に計画していた質問紙調査を実施する.またその結果を国内外の学会で発表する.
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Causes of Carryover |
調査内容の変更のため,平成27年度に実施を計画していた質問紙調査を実施しなかった.そのため,質問紙の印刷費,発送費等の分が未使用額となった.
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
平成28年度に質問紙調査を実施する.また,その結果を国内外の学会で発表する.
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