2014 Fiscal Year Research-status Report
独居高齢者がケアサービスに関する情報を得て選択し利用する過程での支援のあり方
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26780307
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Research Institution | Kumamoto University |
Principal Investigator |
松本 佳代 熊本大学, 大学院生命科学研究部(保), 助教 (70452878)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 独居高齢者 / サービスの選択 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は「医療・介護・福祉サービスを必要とする独居高齢者がタイムリーに情報を得て、サービスを選択し利用しやすいシステムをつくること」である。そのためにまず、①独居高齢者ケアに携わる専門職、②独居高齢者および家族、に対して半構成的インタビューを行い、独居高齢者がサービスの情報を得て利用に至るプロセスにおける現状と課題を明らかにしたいと考えていた。 その中で平成26年度は独居高齢者にかかわる専門職への半構成的インタビュー調査を行い、得られた結果の分析を通して現状を整理・課題を明らかにすること、また、その専門職が地域でかかわっている独居高齢者を紹介してもらいインタビュー計画を立案することを予定していた。 しかし、研究者に予定外の業務が重なり多忙となったこと(教員の不足による他分野の実習への応援等)や、研究者の妊娠(切迫流産により安静の指示があったこと)等により、計画のうち遂行できたのはインタビュー内容やインタビュー対象の検討にとどまり、実施までできていない状況である。今後の研究計画を見直す必要がある。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究者に予定外の業務が重なり多忙となったこと、研究者の体調不良のため
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Strategy for Future Research Activity |
産前~育児休暇を取得する予定であり、研究期間を延長し、当初計画していた研究を遂行させていただきたいと考えている。
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Causes of Carryover |
前述の理由で研究の進捗が遅れており、外部へのインタビュー調査が実施できていないため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
当初予定していた物品の購入やインタビュー調査の旅費、謝金、また情報収集のための費用に充てる。
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