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2016 Fiscal Year Research-status Report

独居高齢者がケアサービスに関する情報を得て選択し利用する過程での支援のあり方

Research Project

Project/Area Number 26780307
Research InstitutionKumamoto University

Principal Investigator

松本 佳代  熊本大学, 大学院生命科学研究部(保), 助教 (70452878)

Project Period (FY) 2014-04-01 – 2019-03-31
Keywords独居高齢者 / 意思決定支援 / サービス選択
Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は「医療・介護・福祉サービスを必要とする独居高齢者がタイムリーに情報を得て、サービスを選択し利用しやすいシステムをつくること」である。そのために、まず①独居高齢者ケアに携わる専門職、②独居高齢者および家族に対して半構成的インタビューを行い、独居高齢者がサービスの情報を得て利用に至るプロセスにおける現状と課題を明らかにしたいと考えている。
平成28年度は意思決定支援モデル開発に取り組んでいるプロジェクトに参加させてもらい、海外の意思決定支援モデルについて学ぶことができた。また、予備調査として認知症の人と家族の会が開催している家族のつどいに参加し、意思決定における家族の認識について示唆を得たので今後のインタビューに活かしていきたい。地域で独居高齢者支援にあたる地域包括支援センター主催の地域連携会議や事例検討会に参加し、研究協力を得るための人脈づくりを行った。本学の「人を対象とする医学系研究倫理審査」を受けたので、承認を得てインタビューに入る。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

平成28年度9月より育児休業より復職し研究を再開したが、大学の教育その他の業務に予想以上に時間を要し、研究の進捗が遅れている。次年度は業務の効率化を徹底し、研究に取り組む時間を捻出するとともに、研究補助者の雇用についても検討していきたい。

Strategy for Future Research Activity

平成29年度は、まず独居高齢者の支援にあたる専門職(地域包括支援センター職員や居宅介護支援事業所のケアマネジャー、病院の退院支援看護師等)へのインタビューを進め、得られたデータを分析しながら理論的サンプリングを進める。そして専門職の紹介を受けて独居高齢者や家族へのインタビューを実施したい。

Causes of Carryover

前述した理由で研究の進捗が遅れており、外部へのインタビュー調査が実施できていないため。

Expenditure Plan for Carryover Budget

インタビュー調査の謝金や旅費、および情報収集のための費用に充てる。

URL: 

Published: 2018-01-16  

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