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2014 Fiscal Year Research-status Report

ダイエット実践における自覚的認知と行動の相違が減量効果と精神的健康に及ぼす影響

Research Project

Project/Area Number 26780399
Research InstitutionMusashino University

Principal Investigator

矢澤 美香子  武蔵野大学, 人間科学部, 講師 (40635710)

Project Period (FY) 2014-04-01 – 2017-03-31
Keywordsダイエット / 若年女性 / 自覚的認知 / 健康行動
Outline of Annual Research Achievements

本研究は、若年女性を対象に、“自分はダイエットしている”という自覚的認知と実際のダイエット行動との一致、不一致に着目して、それに関連する個人の心理特性と精神的健康やダイエット効果との関連性を明らかにし、個人差を考慮した効果的なダイエット方略についての新たな情報提供に繋がる知見を得ることを目的とした。
26年度は、研究1-1として、一般若年女性(18~34歳)において実施されている食行動についての健康的なダイエット方略を測定できる原尺度を作成し、内容的妥当性の検討を行った。はじめに、測定項目を収集するためにオンラインリサーチ会社の登録モニターである18歳から34歳までの女性164名に自由記述調査による予備調査を行い、143名から有効回答を得た。収集されたデータは、調査参加者がこれまでに行ったダイエット方法とそれ以外に見たり、聞いたりして知っているダイエット方法についてであった。その結果、食行動に関するダイエット方略が計226項目得られた。重複する内容の項目を整理するとともに、先行研究を参考に健康的なダイエット方略であると判断される項目を抽出した。心理学を専門領域とする博士学位保有者2名により内容的妥当性の検討を行い、最終的に21項目から成る原尺度を作成した。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

26年度実施予定の研究であった若年女性において実践されている健康的なダイエット行動を測定するための原尺度はおおむね整備された。

Strategy for Future Research Activity

研究1-1で作成された原尺度について関連する領域の専門職者から幅広く意見を聞き、さらに内容的妥当性を高めることが必要であると考えている。
また27年度は、研究1-2として、原尺度について統計的分析を行い、尺度の因子構造を明らかにするとともに、信頼性、妥当性の検討を行うことを予定している。

Causes of Carryover

オンライン調査の実施にあたり、複数の調査会社を比較検討した結果、当初の予定よりも低いコストで調査を実施することが可能となったため。

Expenditure Plan for Carryover Budget

研究1-1の継続研究および研究1-2におけるwebを用いた予備調査および本調査費用として使用する予定である。

URL: 

Published: 2016-06-01  

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