2015 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
26820227
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Research Institution | Muroran Institute of Technology |
Principal Investigator |
崔 亨吉 室蘭工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (20726806)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 膨張材 / ひび割れ / 収縮 / モデル化 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、ひび割れ低減方案として膨張材を適用する場合、収縮低減効果やひび割れ抑制効果を定量的に評価するため、膨張材を混和したコンクリートに対して微視的な観点から検討し、膨張材を混和したコンクリートの圧縮強度、弾性係数などの力学的特性モデル、収縮、膨張などの体積変化モデルおよびクリープ現象モデルなどの理論的なモデルを構築した。また、膨張材を混和したコンクリートの初期物性発現と、それに基づく応力の予測および予測した応力と引張強度の大小関係から、膨張材によるコンクリートの収縮低減およびひび割れ抑制効果に対するマクロ予測手法を提案した。本研究から得られた結果をまとめ、SCIEジャーナル3編を含めて査読論文5編および2編の国際会議・学会発表を行った。
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