2015 Fiscal Year Research-status Report
戦災復興計画標準の計画思想と現代都市基盤へ与えた影響に関する研究
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26820263
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| Research Institution | Mejiro University |
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Principal Investigator |
藤賀 雅人 目白大学, 社会学部, 専任講師 (10593197)
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| Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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| Keywords | 戦災復興 / 都市基盤 / 建築法草案 / 計画標準 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、継続して昨年度収集した基礎資料の整理を進めるとともに、戦災復興事業地区の実測調査、調査都市の用途変更・建築更新の過程を整理し、戦災復興事業の計画思想の反映と戦後の継続的な利用実態のデータ整理に努めた。加えて、前年度の予定として遅れていた先行研究者及び、戦災復興事業整備後の基盤に住まわれる生活者・事業者へのヒアリングを実施し、計画標準の検討担当者の思考、基盤整備の実態と戦後の利用実態の一部を把握することができた。
加えて、終戦直後の建築・都市計画制度の検討過程についても継続的な調査を行い、当時の有識者の新制度に対する見解を明らかにするに至った。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
資料及び収集データの整理が進み、計画標準の基準と実際の都市基盤の関係性の把握が進んだ。加えて、用途地域・建築更新といった基盤上の空間変化についても部分的にではあるが、整理を進めることができた。
建築・都市計画制度の検討過程についても、有識者の考えを整理するに至り、計画標準から現代の基盤及び制度体系に至るまでの思考の移り変わりを把握することができた。
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| Strategy for Future Research Activity |
今年度整理したデータの考察を進め、計画標準が現代の都市基盤に与えている影響力を明確にする。また、こうした基盤の利用の変化についても整理を行っていく。
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| Causes of Carryover |
投稿論文の掲載が次年度となったため論文投稿費を繰り越している。
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| Expenditure Plan for Carryover Budget |
論文投稿費として使用する。
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Research Products
(1 results)
