2015 Fiscal Year Annual Research Report
コネクトミクスによるショウジョウバエ脳の神経ペプチドサーキットの再構築
Project/Area Number |
26840110
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
山方 恒宏 東北大学, 生命科学研究科, 助教 (50716248)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 神経ペプチド / コネクトミクス |
Outline of Annual Research Achievements |
ハエ脳における神経ペプチド細胞間、およびドーパミン細胞群とのネットワークを明らかとするため、平成27年度は主に以下の二点を実施した。
1.前年までに開発した高効率レジストレーションソフトウェアパイプラインを用い、前年まで取得した神経ペプチドの共焦点画像を標準脳にレジストレーションした。また残りの神経についても共焦点データを取得し、標準脳にレジストレーションを行った。以上により、標準脳上における全神経ペプチドの発現マップを作製した。またこの発現マップの解析によって、神経ペプチドの分枝が集中するような脳内のペプチド〝ホットスポット”を明らかとした。
2.前年までに作成したPAM-GRASPキットを用い、全神経ペプチドとドーパミン細胞の接続を可視化し、共焦点データとして取得した。また得られたデータのレジストレーションにより、脳内で神経ペプチドとドーパミンの接続が集中するような領域を明らかとした。特にこのデータを基に、報酬系ドーパミンの上流神経として、アラトスタチンAが抑制的に作用することを突き止めた。
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Research Products
(4 results)
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[Journal Article] Four Individually Identified Paired Dopamine Neurons Signal Reward in Larval Drosophila.2016
Author(s)
Rohwedder A, Wenz NL, Stehle B, Huser A, Yamagata N, Zlatic M, Truman JW, Tanimoto H, Saumweber T, Gerber B, Thum AS
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Journal Title
Current Biology
Volume: 26(5)
Pages: 661-669
DOI
Peer Reviewed / Open Access / Int'l Joint Research
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