2016 Fiscal Year Annual Research Report
Analysis of financial statements of Social Values in the Rural and Farm Sector
Project/Area Number |
26850140
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Research Institution | Takasaki City University of Economics |
Principal Investigator |
片岡 美喜 高崎経済大学, 地域政策学部, 准教授 (60433158)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 農業・農村における社会貢献型事業 / 食料品アクセス問題 / 食育 / 農業分野におけるイノベーション |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度の研究では、著書2件、論文1件、招待報告を含めた研究発表5件を行った。 著書は、『農業・農村における社会貢献型事業論』を上梓した。申請者は本書の編著者のひとりとして,企画・編集,理論編の執筆,事例編の執筆をおこなっている。共著文献では『架空の国に起きる不思議な戦争――戦場の傷とともに生きる兵士たち』開文社出版にて第7章担当し、特別寄稿している。 論文は、「学校給食による食育効果分析」『地域政策研究』高崎経済大学地域政策学会,19卷3号,2017年2月にて、1980年台の早期から学校給食における地産地消やそれらを活用した食育活動を行ってきた愛媛県今治市を対象に、それらの給食を受けて育った成人とそれ以外の地域にて給食を受けてきた成人を対象に質問紙調査を行い、比較を行った。 研究発表は、地域農林経済学会の特別シンポジウム「食育と大学の地域貢献」にて座長として,座長解題,3報告の進行,パネルディスカッションの進行・総括を行った。単独報告は、平成28年度地域農林経済学会大会「第二会場セッション 農業・農村のガバナンス論―再編と機能化-」にて「コミュニティの食料安全保障と地域農業ガバナンス―食料品アクセス問題を事例に―」、"Rural Food-desert Problem in JAPAN”,平成28年8月12日IRSA Congress,Ryason University, Canada)を報告した。共同報告は、平成28年度日本農業経済学会ポスター報告にて「酪農経営法人における雇用管理と従業員教育」と題して発表を行った。招待報告は、平成28年度日本農業経営学会研究大会・大会シンポジウム「農業における起業家精神とイノベーション」平成28年9月16日,日本農業経営学会大会(京都大学)にて、3報告に対して研究者の立場からコメンテーターとして登壇した。
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