2015 Fiscal Year Research-status Report
インターネット依存症:日本におけるスクリーニングテストの開発
Project/Area Number |
26860414
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Research Institution | Nara Medical University |
Principal Investigator |
野田 龍也 奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (70456549)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | インターネット / インターネット依存 / 依存症 / 嗜癖 / 行動障害 / スクリーニング |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、心理学者の参加を得て、インターネット依存のスクリーニング項目や調査細目の検討など、9回の班会議(検討会)を開催した。その結果、既存のスクリーニング尺度や他の依存症尺度などを含む第1次調査を、一般集団を対象として実施することが正式に決定し、その実施調整を行った(調査は平成28年4月に行われた)。 現在、インターネット依存症の総論とスクリーニング構築についての論文を執筆中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
おおむね計画通りに進んでいるが、第1次調査の分析は平成28年度に行うこととなった。
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Strategy for Future Research Activity |
第1次調査の結果を分析し、専門家を交えて第2次調査票を作成するとともに、一般集団及びハイリスク集団を対象とする第2次調査を実施し、インターネット依存症のスクリーニングテストの開発を行う予定である。
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Causes of Carryover |
調査協力先の都合により、調査実施が平成28年度へ繰越となった。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
研究費の使用先として、調査の実施費用として、データ入力や郵送費、情報収集の旅費などが想定される。
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