2014 Fiscal Year Research-status Report
労働者に対するインターネット認知行動療法のうつ病予防効果:大規模無作為化比較試験
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26860433
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
今村 幸太郎 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 研究員 (80722793)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 産業精神保健 |
Outline of Annual Research Achievements |
H26年度(調査準備および介入研究開始) 1)iCBTプログラムに関する文献レビュー(2014年4~9月):完了、3)労働者向けiCBTプログラムの改良(2014年9~10月):完了、4)iCBTプログラムの管理システムの導入と運用準備(2014年7月):完了、5)web調査システムの準備(2014年7月):完了、6)スタッフのトレーニング(2014年10~11月)(1)事務作業を担当するリサーチアシスタント1名:完了、(2)宿題へのコメントを担当する研究協力スタッフ(臨床心理士)4名:完了、7)RCT実施準備(2014年10月):完了、8)倫理審査申請および臨床試験登録(2014年10月):完了、9)RCT開始(2015年1月)(1)研究参加者の募集およびベースライン調査の実施:完了
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
調査協力企業との調整の遅れにより、無作為化比較試験の開始がやや遅れたが、当初の計画通り年度内に開始ができた。
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Strategy for Future Research Activity |
H27年度(フォローアップ調査の実施) 1)フォローアップ調査:全3回の調査を、3ヶ月後(2015年7月)、6ヶ月後(2015年10月)、12か月後(2016年4月)に実施する。 H28年度(データ解析および結果の公表) 収集されたデータを研究計画に基づいて解析し、国内外での学会発表、原著論文として主要な国際雑誌への投稿により公表する。
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Causes of Carryover |
研究協力企業の社内調整の遅れにより、研究開始が当初の予定より遅れたため、研究補助(リサーチアシスタント業務、iCBT プログラムにおける宿題対応業務)に関わる人件費等経費の使用予定が次年度となったことによる。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
研究補助(リサーチアシスタント業務、iCBT プログラムにおける宿題対応業務)に関わる人件費等経費に使用予定。
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Research Products
(4 results)