2014 Fiscal Year Research-status Report
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26860475
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
石井 伸弥 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (80710996)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 高齢者医療 / 多剤併用 / 高血圧 / 降圧薬 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の実施にあたり全国老人保健施設協会学術担当理事と繰り返し打ち合わせを行い研究計画を細部まで確認を行った。その後に全国老人保健施設協会学術倫理委員会にて倫理審査を行い承認を得ている。同時期に研究代表者の所属する東京大学大学院の医学系研究科・医学部倫理員会に倫理審査を申請したところ、薬物処方に影響を与えるため臨床試験審査委員会の審査が必要との指摘を受け、臨床試験審査委員会に対して申請を行い、現在審査中である。 すでに全国老人保健施設協会学術倫理委員会にて承認は得ているため、東京大学臨床試験審査委員会による承認が得られ次第研究実施に移る予定である。対象施設は現在全国老人保健施設協会担当者と共に選定中である。 また、これらの研究実施にあたっての手続きと並行して高齢者医療における多剤併用および減薬手順に関して文献レビューを行っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究実施にあたって全国老人保健施設協会学術倫理委員会による倫理審査および承認はほぼ予定通り得られている。 東京大学大学院の医学系研究科・医学部倫理員会にて倫理審査を行った場合には承認が平成26年度中に得られる見込みであった。しかし、臨床研究を取り巻く環境の変化を受けて審査基準が厳しくなり、本研究では臨床試験審査委員会の審査が必要との指摘があったため、臨床試験審査委員会に申請を行うこととなった。臨床試験審査委員会への申請には多くの書類および手続きが必要であり、その準備に多大な時間が必要であった。現在承認に向けて臨床試験審査委員会に申請中であるが、未だに承認が得られていない状況である。 すでに全国老人保健施設協会学術倫理委員会にて承認は得ているため、東京大学臨床試験審査委員会による承認が得られ次第研究実施に移る予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
上記のようにすでに全国老人保健施設協会学術倫理委員会にて承認は得ているため、東京大学臨床試験審査委員会による承認が得られ次第研究実施に移る予定である。現在臨床試験審査委員会のコンサルトを受けながら承認に向けて手続きを行っている。
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Causes of Carryover |
研究実施時にデータ入力作業に伴って発生する事務作業に対して人件費・謝金を計上していたが、本年度に研究開始に至らなかった。そのため、人件費・謝金が発生していない。また、研究実施に伴う通信費も発生していない。これらの理由のため、次年度使用額が生じている。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
東京大学臨床試験審査委員会での承認が得られ次第、研究を実施する予定であるが、その際にデータ収集・入力・管理に伴う人件費・謝金が発生する。また、成果が得られた際に成果発表を行うため、学会参加のための旅費および論文掲載のための費用も必要となる見込みである。
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