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2016 Fiscal Year Annual Research Report

Anti-proliferative effect of 25(OH)D3

Research Project

Project/Area Number 26860714
Research InstitutionFujita Health University

Principal Investigator

宗綱 栄二  藤田保健衛生大学, 医学部, 助教 (30600431)

Project Period (FY) 2014-04-01 – 2017-03-31
KeywordsビタミンD / CYP24A1
Outline of Annual Research Achievements

◯ビタミンDによるシスタチン転写制御について
ビタミンDによる増殖抑制作用を受けにくい細胞 (DU-145)では、シスタチンやセマフォリンといった分子のビタミンDによる転写活性化を受けにくい。前年度ではこの作用にエピジェネティックな機構が関わることが示唆された。本年度はメチル化解析を試みたが定量的な解析を行うには至らなかった。
一方、これらの分子をDU-145に過剰発現させたところ、シスタチンを発現させた細胞はその増殖が抑えられた。DU-145がビタミンDに対して感受性が低い原因の一つとして、この分子の転写活性化が抑えられていることが考えられる。

◯CYP24A1の転写制御について
また、DU-145では細胞密度によってビタミンDを不活性化するCYP24A1の転写活性化が起こることがわかった。YAP遺伝子は細胞密度に応じたシグナルを仲介することから、同分子を過剰発現させCYP24A1 mRNAの発現を解析したが顕著な影響は観られなかった。またCYP24A1の発現を正に調節するビタミンD受容体 (VDR)はリガンド依存的に核内に移行するが、細胞密度が上昇する事によっても同様の現象が見られた。このことが細胞密度依存的なCYP24A1発現に関わっているのかもしれない。リン酸化によるVDRの核内移行が知られている。今後VDRのリン酸化に関する研究を行う予定である。

  • Research Products

    (1 results)

All 2017

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 母獣のフルクトース過剰摂取が次世代の副腎コルチコステロン合成に及ぼす影響2017

    • Author(s)
      宗綱栄二
    • Organizer
      日本内分泌学会
    • Place of Presentation
      京都市勧業館
    • Year and Date
      2017-04-20 – 2017-04-20

URL: 

Published: 2018-01-16  

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