2015 Fiscal Year Annual Research Report
抗ウイルス因子の遺伝学的背景に基づいた感染リスク評価へ向けた研究
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26860766
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Research Institution | Hirosaki University |
Principal Investigator |
Xing Fei 弘前大学, 医学(系)研究科(研究院), 研究員 (70711985)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | MAVS / SNP |
Outline of Annual Research Achievements |
H27年度は、2年間の研究実施計画の最終年度にあたる。本年度は、昨年度にデータベース上から得られた12個のMAVS-SNPのうち、昨年度に実施されたMAVS-SNPの機能解析の結果、自然免疫応答に変化が見られたSNPを対象に、検体を用いたSNP解析を行う計画としていた。ゲノムDNA検体は、本学で展開している「岩木健康増進プロジェクト」の一環として行われていた地域住民の検診の中で、血液検体(約1000例)から得られたので、それらの検体を用いてMAVS-SNPの解析を行った。(なお、本研究に係る全ての検体採取・解析は、本学倫理委員会の承認済みである。)その結果、データーベース上から我々の注目したMAVS-SNPsは検出されなかった。検体の質の問題を排除するために、日本人でSNPの頻度が報告されている遺伝子(ALDH)を対照にSNP解析を追加したところ、一定の頻度でALDH-SNPが検出されたことから、MAVS-SNPの結果も問題ないことが確認された。
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Research Products
(3 results)
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[Journal Article] Retinoic acid-inducible gene-I-like receptor (RLR)-mediated antiviral innate immune responses in the lower respiratory tract: Roles of TRAF3 and TRAF52015
Author(s)
Chiba Y, Matsumiya T, Satoh T, Hayakari R, Furudate K, Xing F, Yoshida H, Tanji K, Mizukami H, Imaizumi T, Ito E
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Journal Title
Biochem Biophys Res Commun
Volume: 467
Pages: 191-6
DOI
Peer Reviewed
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