2015 Fiscal Year Research-status Report
線維細胞を指標とした気道リモデリング進展リスク評価法の確立
Project/Area Number |
26860787
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Research Institution | University of Fukui |
Principal Investigator |
林 仁幸子 福井大学, 医学部附属病院, 医員 (70584853)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 線維細胞 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成27年2月7日から平成28年3月31日まで育児休業取得による研究中断のため実施せず
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
平成27年2月7日から平成28年3月31日まで育児休業取得による研究中断のため実施せず
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Strategy for Future Research Activity |
線維細胞機能を抑制する因子を検討するために、FK506やtypeⅢIFNを用いて、増殖、サイトカイン産生、分化能、MMP産生を検証していく。 また、小児喘息患者臨床パラメータ―と呼吸機能との関連性の解析は対象者数を増やして、解析精度を向上させ検証していく。 現在治療で用いられている吸入ステロイド剤やロイコトリエン拮抗剤により気道リモデリングを完全に抑制できない理由を、線維細胞内のシグナル伝達系の薬剤抵抗性の点から明らかにする。 現在治療尾で用いられている吸入ステロイド剤やロイコトリエン拮抗剤により気道リモデリングを完全に抑制できない理由を、線維細胞、また、自然免疫応答における線維細胞の分化増殖反応を抑制する上で重要な細胞内シグナル伝達系の標的分子を検索する。
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Causes of Carryover |
平成27年度は育児休業による研究中断のため実施しなかったため
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
引き続き、線維細胞機能の解析と小児喘息患者臨床パラメーターの検証のために使用する予定である。
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