2015 Fiscal Year Research-status Report
アトピー性皮膚炎モデルマウスにおける痒み刺激時のMRIによる脳内活動の同定
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26860900
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Research Institution | Jikei University School of Medicine |
Principal Investigator |
石氏 陽三 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (20366199)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | アトピーモデルマウス / かゆみ / 脳活動 / MRI |
Outline of Annual Research Achievements |
NC/NgaマウスをConventional環境下で飼育し,さらにダニ抗原であるビオスタを背部の皮膚に週二回,三週間外用し,発症させてアトピーモデルマウスと,SPF環境下で飼育し,皮膚炎を発症していなマウスをコントロールマウスとした(SPFマウス).MRIの撮像の24時間前に尾静脈よりマンガンを投与し,翌日にMRIでかゆみを中心とした脳活動を評価している.皮膚炎は,皮膚炎スコアで評価している.皮膚の乾燥は,TEWL(transepidermal water loss=経皮水分蒸散量)で評価している.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
アトピー性皮膚炎モデルマウスの発症に時間がかかっていることと,マンガンを投与すると高率にマウスが死亡してしまう.
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Strategy for Future Research Activity |
現在,データ収集及び解析中であるが,可能な限り,引数を追加する.
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Causes of Carryover |
マウスの引数を追加したため.
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
今後も,マウスの引数を追加する.
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