2016 Fiscal Year Annual Research Report
Development of a multi-parametric analysis model using 3T-MRI for companion diagnosis of breast cancer
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26860962
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| Research Institution | Hokkaido University |
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Principal Investigator |
加藤 扶美 北海道大学, 大学病院, 助教 (80399865)
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2014-04-01 – 2017-03-31
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| Keywords | 乳癌 / MRI / サブタイプ |
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| Outline of Annual Research Achievements |
我々の施設ではMRIを用いて乳癌のサブタイプを予測するモデルを確立するため、MRIによる腫瘍の形態とみかけの拡散係数ADC値について乳癌のサブタイプで検討を行い、予後良好なルミナルA乳癌が形態的に異なり、最小ADC値が有意に高く、トリプルネガティブ乳癌の中で低～中悪性度の特殊型が、高悪性度の通常型よりも最小ADC値が高い事を示した。この結果はEuropean Journal of Radiology (2016)に”Differences in morphological features and minimum apparent diffusion coefficient values among breast cancer subtypes using 3-tesla MRI”として原著論文の形式で報告した。
MRI用血流解析ソフトウェアを開発し、腫瘍と背景乳腺の血流を定量化して解析を行い、トリプルネガティブ乳癌の診断能が向上することを示した。この結果は、研究代表者である加藤扶美の指導のもとワン ジェフリー学術研究員がPLoS One (2015) に”Identifying Triple-Negative Breast Cancer Using Background Parenchymal Enhancement Heterogeneity on Dynamic Contrast-Enhanced MRI: A Pilot Radiomics Study”として原著論文の形式で報告した。
さらに新たな指標である拡散尖度K値について、ホルモン受容体陽性乳癌でK値が有意に高いことを示し、2016年6月の第24回日本乳癌学会学術総会において“3T乳腺MRIにおける拡散尖度画像を用いた浸潤性乳癌の評価：バイオマーカーおよび腋窩リンパ節転移との比較”として厳選口演の形式で報告した。
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