2015 Fiscal Year Research-status Report
肝細胞癌の低酸素応答特性に基づいたYC-1-DEB TACE法の有用性
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26860968
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Research Institution | Hirosaki University |
Principal Investigator |
藤田 大真 弘前大学, 医学部附属病院, 医員 (30720742)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 低酸素細胞 / 肝細胞癌 |
Outline of Annual Research Achievements |
我々は、動注化学塞栓療法にYC-1などのHIF-1阻害薬を溶出する球状塞栓物質(DEB)を併用することで肝腫瘍の低酸素環境から引き起こる治療抵抗性獲得を阻害する効果を検証することを目的としている。 球状塞栓物質とHIF-1阻害薬を合わせて使用した際の効果をin vitroでの確認を行っている最中である。YC-1を球状塞栓物質に合わせて使用された報告はなく、この基礎的実験についても当施設で確認中である。この結果を踏まえて動物実験に使用する薬剤を検討する。 動物実験を行うための手技の確認を行っていたが、ウサギの扱いについて難渋していた。これについては、動物実験を行っている施設に依頼し、直接指導して頂いた。その後当施設でその手技を行えることまで確認した。基礎的実験が済み次第動物実験に移行する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
平成27年度動物実験の手技の習得、確立に時間を要した。 また、並行して行っていた基礎的実験についても時間を要している。
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Strategy for Future Research Activity |
平成28年度基礎的実験から動物実験に移行できるよう進めていく。
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Causes of Carryover |
平成27年度の実験計画が遅延しているため、物品購入、旅費の支出を先延ばしすることとなった。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
平成28年度に行う実験用の消耗品および成果発表に係る旅費の支出を予定しています。
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