2014 Fiscal Year Research-status Report
体表面筋電位変化を用いたまったく新しい動体追尾予測モデルの確立
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26860969
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Research Institution | Hirosaki University |
Principal Investigator |
秋本 裕義 弘前大学, 医学部附属病院, 医員 (10719024)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 動体追尾 |
Outline of Annual Research Achievements |
呼吸動体追尾モデルの確立のため、1)体表面電位変化の計測、2)透視画像で肺呼吸性移動の計測を行い、3)1)2)の計測結果にフィルタリングを行って解析と計画した。対象は治療の為に肺に金マーカーを留置された3症例。全ての被験者には本研究について説明の上、同意を頂いている。1)について体表面に電極を置き、電位計で経時的に測定を行った。2)X線透視装置を使用し、肺の呼吸性移動を計測。1)と2)を同時に施行しデータを収集。ソフトウェアを用いて1)、2)データを数値に変換、3)のフィルタリングと解析を開始していた。フィルタリングにて呼吸周期に伴う大きな波形、呼吸早期に出現する微細な波形を確認できた。しかし、解析を開始後、得られている体表面電位変化データと呼吸性移動データの同時性の保証が不十分であり、本研究の重要事項である電位変化と呼吸性移動の時間的関連性を十分に保証できていないことが判明した。このため、急遽H27年3月より改めて1)、2)のデータを収集時の時間的関連性の証明方法を検討し直した。現在までに、新たに金マーカーを留置された1名に本研究の説明、同意を頂き、新たに同時性の保証された方法で電位、肺透視データを収集した。現在は、データの数を増やす為に、本研究に合致した被験者を募っている。また、得られた1例のデータについてもフィルタリング、解析を行っている。今後はデータ数を増やしつつ、データ解析方法についても繰り返し検討を重ねていく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
電位変化と透視画像の同時性の保証が十分でなく、今までに得られていた3例のデータでは不十分と判明。再度改めてデータ収集が必要となった為。
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Strategy for Future Research Activity |
同時性を保証した計測方法についてでの検討は完了しており、改めてデータを収集行っている。今後はデータ数を増やすと共に、研究協力者と得られたデータの解析方法についても検討を重ねていく。
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Causes of Carryover |
研究がやや遅延しており、前年度に行うべき小テーマについての検討に関する研究消耗品や機材の購入が前年度になされなかったため
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
前年度から繰り越しして小テーマを実行する上で必要となる、研究消耗品や機材の購入に使用する予定で、余る予定はない。
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