2015 Fiscal Year Research-status Report
複合分子イメージングを駆使したセンチネルリンパ節同定検査の確立
Project/Area Number |
26861011
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
井上 一雅 首都大学東京, 人間健康科学研究科, 准教授 (20508105)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | センチネルリンパ節 / 小動物イメージング |
Outline of Annual Research Achievements |
研究計画に沿い、放射性同位元素および近赤外線吸収色素で標識された多機能分子プローブの開発を行い、複合分子イメージングを駆使したセンチネルリンパ節同定検査の確立を目指した。 本年度は小動物SPECTイメージングにおいてセンチネルリンパ節に集積する放射能量の定量性についての検討を行った。センチネルリンパ節のような微小組織では、使用する小動物用SPECT/CT装置の空間分解能による部分容積効果の影響を受けるため、約 3 mm 径以下の微小組織に対して、集積放射能濃度を過小評価することを確認した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究補助者を雇用することにより、当初の計画に沿った研究を遂行することができた。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度は、近赤外光イメージングにおける至適条件の検討、および多機能分子プローブの開発を行う予定である。
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Causes of Carryover |
研究を遂行している過程で、一部の実験方法に変更が生じたため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
研究遂行のために必要な消耗品の購入費、実験補助者の雇用費、国内外旅費に利用する予定である。
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Research Products
(16 results)