2015 Fiscal Year Research-status Report
頭頸部癌に対する化学放射線治療後の新しいPET検査による評価の検討
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26861361
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Research Institution | University of Fukui |
Principal Investigator |
呉 明美 福井大学, 医学部附属病院, 医員 (20368088)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | Cu-ATSM-PET / FDG-PET / 頭頸部癌 |
Outline of Annual Research Achievements |
当科における頭頸部癌患者のstageⅢ以上を対象に、治療前に糖代謝を反映するFDG-PET-CT検査、また低酸素領域を表すCu-ATSM-PET検査、さらに核酸合成を示すFLT-PET検査で評価し、術前放射線治療終了後に再度各検査を行うことを目標としていた。Cu-ATSM検査のためのCu-ATSMの他施設からの供給が終了し、現段階で当施設でCu-ATSMを製造することは可能であるが、マウスなどの動物での薬剤毒性検査が進んでおらず、臨床実用に至らなかった。また、研究者が平成27年7月末より産休・育児休業に入り、一度研究を中断という形を取った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
CU-ATSMのマウスなどの動物での薬剤毒性検査が済んでいないため。 また、平成27年7月末から研究者が産休・育児休業に入っているため。
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Strategy for Future Research Activity |
研究の再開は平成28年9月からになるが、それまでに本学附属施設で64CU-ATSMの動物での薬剤毒性検査が行われる予定である。
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Causes of Carryover |
平成27年7月末から研究者が産休・育児休業に入ったため、研究が一時中断になったため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
平成28年の再開から薬剤毒性検査を終える予定であるCU-ATSMを使用し、研究を再開する見込みである。
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