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2016 Fiscal Year Research-status Report

マウスラセン神経節細胞におけるTis21の細胞保護作用

Research Project

Project/Area Number 26861395
Research InstitutionKumamoto University

Principal Investigator

伊勢 桃子  熊本大学, 医学部附属病院, 助教 (20573596)

Project Period (FY) 2014-04-01 – 2018-03-31
Keywordsラセン神経節 / Tis21 / アデノウイルスベクター
Outline of Annual Research Achievements

これまでの実験では、Tis21の免疫染色に難渋したため、in vitroで線維芽細胞を用いることで、抗Tis21抗体の確認を行った。マウス蝸牛正円窓に対する処置が困難であったため、動物種をモルモット変更し、実験を継続した。Tis21を組み込んだアデノウイルスベクター(Ad-Tis21-GFP)をモルモット蝸牛正円窓より注入することで、有毛細胞、支持細胞、蝸牛血管条、SGCにTis21が導入された。平成27年12月から平成28年1月まで申請者は産休および育児休暇を取得しており、このため、時間的制約により、平成28年度はモルモット内耳傷害モデルの作製までは至らなかった。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

平成27年12月から平成28年1月まで申請者は産休および育児休暇を取得しており、このため、時間的制約および手技の困難性、エフォートの実現の観点より研究を効率的に進めることができなかった。

Strategy for Future Research Activity

Tis21の抗アポトーシス作用を検証するため、アデノウイルスベクターではなく、申請者らが以前より用いている細胞透過性蛋白であるポリアルギニンを用いて検証を行う。また、薬剤による内耳傷害モデルもシスプラチンではなく、申請者らがよく使用しているゲンタマイシンを用いて、実験を簡素化し研究を進める。

Causes of Carryover

産休および育休により、平成27年12月7日~平成29年1月22日まで研究活動を中断していたため、科研費を翌年度に繰り越すこととなった。

Expenditure Plan for Carryover Budget

Tis21の抗アポトーシス作用を検証するため、アデノウイルスベクターではなく、申請者らが以前より用いている細胞透過性蛋白であるポリアルギニンを用いて検証を行う。また、薬剤による内耳傷害モデルもシスプラチンではなく、申請者らがよく使用しているゲンタマイシンを用いて、実験を簡素化し研究を進める。

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Published: 2018-01-16  

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