2015 Fiscal Year Research-status Report
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26861615
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Research Institution | Fukuoka Dental College |
Principal Investigator |
藤本 暁江 福岡歯科大学, 歯学部, 助教 (60707983)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | プロバイオティクス / う蝕原因菌 |
Outline of Annual Research Achievements |
プロバイオティクスは、「消化管内の細菌叢を改善し、宿主に有益な作用をもたらす有能な微生物とそれらの増殖促進物質」と定義されており、近年、プロバイオティクスを用いた予防医学の考えが広まってきている。様々なプロバイオティクスが存在するが、我々はLactobacillus salivarius WB21株を用いて、本菌の口腔内投与により口臭や歯周病に対して有効であることを明らかにしてきた。う蝕病原菌に対しては、Streptococcus mutansは濃度依存的に抗菌作用があることが示唆された。他のう蝕病原菌に対してもLactobacillus salivarius WB21株が濃度依存的であることが示唆された。今後は、う蝕病原菌に対する付着阻害能や、不溶性グルカン産生抑制能の確認を行っていく次第である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
現在研究に加え、診療業務および学生教育を行っており、研究が予定通りに行えていない。また、データの蓄積も不足した状態である。その為、当初2年間の予定であった研究期間を1年延長申請を行い、研究計画を見直し平成28年度も引き続き本研究を行っていく次第である。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は基礎研究において、また臨床的評価においてもデータの蓄積およびデータの解析をさらに進めていく。
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Causes of Carryover |
所属している講座において、既に所有している研究機材や器具を使用したため、物品費が当初の予定より金額が安価であった。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
基礎研究において、消耗品に使用する事が予想される。臨床研究においては、WB21株含有タブレットをの購入にあたり物品費が発生することが予想される。また、学会発表も予定しているため、旅費が発生すると思われる。
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Research Products
(4 results)
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[Journal Article] Halitosis Patients at a Newly Established Satellite Dental Hospital: Analysis of Patients and the Role of Dental Hygienists2015
Author(s)
Masahiro Yoneda, Miwa Yamada, Nao Suzuki, Rie Uemura, Akie Fujimoto,Hirofumi Fukuchi, Hiromitsu Morita, Kazuhiko Yamada,Tadayuki Matsuo, Ayako Ishii, Chihiro Koga, Takao Hirofuji
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Journal Title
International Journal of Clinical Preventive Dentistry
Volume: 11(1)
Pages: 7-14
Peer Reviewed / Open Access
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