2016 Fiscal Year Annual Research Report
Analysis of bone remodeling mechanism using transcription factor IRF4 knockout mouse acting on immune regulation
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26861797
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Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
小原 悠 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 特任研究員 (70623825)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 歯学 |
Outline of Annual Research Achievements |
IFN(interferon)-IRF(interferon regulatory factor)系は主に免疫分野で注目・検討されている因子であり、IRFsは感染症・炎症性疾患・癌化の制御等への関与が報告されている。その中で、IRFs の一つIRF-8が破骨細胞形成抑制性に働くことが報告された。 破骨細胞は、RANKLやTNF-αによって誘導され骨吸収を引き起こし、誘導調節はIFNを含む様々なサイトカインによって行われることが確認されている。多発性骨髄腫は臨床的に骨症状を有していること、その発症に関係していると報告されたIRF-4もまた骨代謝機構に影響を与えているのではないかと考えた。 in vitroにおいて、野生型マウスの骨髄細胞を培養し破骨細胞形成を行う方法で、IRF-4発現の状態を検討した。マウスの骨髄細胞にRANKLとM-CSFを作用させ、経時的に細胞を回収。破骨細胞の形成に伴い、IRF-4、NFATc1のmRNA量が共に、有意に増加することを確認した。また骨髄細胞を分化させたマクロファージにおいても同様の傾向を認めた。IRF-4は破骨細胞形成に対し影響を示すと考えられる。
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Research Products
(1 results)