2014 Fiscal Year Research-status Report
慢性疾患を持つ被災者の健康管理 ―老年期と中年期の被災者に焦点を当てて―
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26861853
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Research Institution | University of Fukui |
Principal Investigator |
清水 誉子 福井大学, 医学部, 助教 (00554552)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 被災者の健康管理 |
Outline of Annual Research Achievements |
慢性疾患を持つ割合が高く、個人的・社会的責任が重いという特徴がある中年期の被災者を対象にインタビュー調査を行うことで、慢性疾患を持つ中年期の被災者が、被災後刻々と変化していく周囲の環境や状況に合わせてどのように健康管理を行っているのかを明らかにし、生活の場の変化に伴う特徴の明確化や老年期との比較を行うことを目的に本研究を行った。 本年度は先行研究や図書、学会等から情報収集を行い、インタビューガイドの見直しを行った。岩手県、宮城県、福島県の東日本大震災の中年期被災者に対してインタビュー調査を行う予定であったが、被災者との調整がつかず、インタビューは行えなかった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
被災者との調整がつかず、実際のインタビューが行えなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は岩手県、宮城県、福島県の東日本大震災の被災者に加え、熊本県の水害、宮崎県の噴火災害の被災者も併せてインタビュー調査を行う予定である。
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Causes of Carryover |
東北地方へのインタビュー調査が行えなかったため、次年度へ繰り越しとなった。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
次年度は、もともとの予定であった九州地方への調査と今年度できなかった東北地方へのインタビュー調査を行う予定である。
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