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2016 Fiscal Year Research-status Report

うつむき姿勢保持の身体への影響および自動運動による苦痛緩和効果についての研究

Research Project

Project/Area Number 26861856
Research InstitutionSaga University

Principal Investigator

古島 智恵  佐賀大学, 医学部, 助教 (00363440)

Project Period (FY) 2014-04-01 – 2018-03-31
Keywordsうつむき姿勢 / 自動運動 / 若年健常成人
Outline of Annual Research Achievements

本研究は、眼科疾患術後の下を向いた姿勢(以下、うつむき姿勢とする)を想定した体位の保持が身体へ及ぼす影響を生理学的および心理学的側面から調べ、さらにうつむき姿勢に伴う苦痛に対して自身で行う運動(以下、自動運動とする)の効果を検証することを目的としている。本研究においては、基礎的知見を得ることを目的としているため、被験者を若年健常成人および健常な高齢者としている。
本研究の全体的な研究計画のうち、平成28年度は、うつむき姿勢の保持が身体へ及ぼす影響について高齢者において検討するために、実験室における高齢者を対象とした測定を実施することとしていた。さらに、前年度に実施した若年成人における検討においては、分析に必要な被験者数の測定に達しなかったため、上記高齢者への測定に加え、若年成人を対象とした追加測定を予定していた。
しかし、実験室機器の経年劣化による故障のため、その修理および調整に時間を要したことにより、予定していた計画のうち、高齢者への測定は実施できず、若年成人に対する測定のみにとどまった。
現在、本年度測定したデータを集計し、前年度のデータとともに、若年成人におけるうつむき姿勢に伴う苦痛に対する自動運動の効果の検証のための分析を進めているところである。また、研究の全体計画のうち、うつむき姿勢の保持が身体へ及ぼす影響については、若年成人における分析が終了しており、現在、執筆、投稿の準備を進めている段階である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

研究計画通りに被験者への測定を実施しデータの収集に努めたが、年度後半より設備の不具合およびその修理・調整に時間を要したことにより予定していた健常な高齢者を対象とした測定には至らなかった。したがって、上記評価とする。

Strategy for Future Research Activity

平成29年度は本研究の最終年度であるため、本研究の一部である高齢者を対象としたうつむき姿勢の保持が身体へ及ぼす影響および自動運動の効果について測定を実施し、分析を行う。さらに、現在までに分析を進めている若年者との比較を含めた総合的な分析を行っていく予定である。

Causes of Carryover

設備の不具合およびその修理・調整に時間を要したことにより予定していた健常な高齢者を対象とした測定の実施に至らなかった。そのため、測定に関する経費の支出が不要となった。

Expenditure Plan for Carryover Budget

平成29年度に前年度分の測定を実施するためその測定に関する経費として支出する。

URL: 

Published: 2018-01-16  

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