• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2014 Fiscal Year Research-status Report

病院における看護管理者の労務管理の実態と教育プログラムの開発

Research Project

Project/Area Number 26861875
Research InstitutionJikei University School of Medicine

Principal Investigator

渡邉 奈穂  東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (70711076)

Project Period (FY) 2014-04-01 – 2017-03-31
Keywords看護師労務管理
Outline of Annual Research Achievements

本研究は、病院における看護管理者の労務管理の実態および看護管理者の労務管理に対する支援ニーズを明らかにし、各医療機関で実現可能な労務管理の教育プログラムを開発することである。
初年度は、オーストラリア・イギリス・フランス・米国等諸外国における看護職の労務管理に関する文献と看護職の労務管理に関係した法規、看護職の労働に関する文献の検討を行った。これらの文献検討の結果をもとに、インタビューガイドの作成を行った。現在は所属機関の研究倫理審査に向けてインタビュー調査の準備段階である。さらに、看護師の労務管理を専門とした社会保険労務士から看護職の労務管理の実態について聞き取り調査を実施し示唆を得た。
今後は病院の看護管理者15名を対象として、労務管理の実態および労務管理に対する支援ニーズに関するインタビュー調査を実施し、内容の分析を行い労務管理の実態と支援ニーズについて調査する。インタビュー調査を実施するにあたり、現在は調査協力依頼機関の調整を行っている。様々な地域と設置主体、病院規模で調査することにより、医療機関の特徴による違いについても検討する。また、各医療機関で実現可能かつ効果的な教育プログラムを開発するために、研修および教材設計について文献検討を実施するとともに教育工学の専門家にも聞き取り調査を行い、教育プログラムの枠組みを検討していく。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

平成26年度第18回日本看護管理学会学術集会インフォメーションエクスチェンジにおいて本研究の計画を発表し、病院の看護管理者等参加者よりご意見をいただき、調査への協力を呼びかける予定であったが、情報収集に準備を要し、実施するに至らなかった。今後は個別で協力機関および研究協力者の調整を行う。

Strategy for Future Research Activity

今後は病院の看護管理者15名を対象として、労務管理の実態および労務管理に対する支援ニーズに関するインタビュー調査を実施し、内容の分析を行い労務管理の実態と支援ニーズについて調査する。インタビュー調査を実施するにあたり、現在は調査協力依頼機関の調整を行っている。様々な地域と設置主体、病院規模で調査することにより、医療機関の特徴による違いについても検討する。また、各医療機関で実現可能かつ効果的な教育プログラムを開発するために、研修および教材設計について文献検討を実施するとともに教育工学の専門家にも聞き取り調査を行い、教育プログラムの枠組みを検討していく。

Causes of Carryover

今年度はデータ処理のための人件費として50,000円計上していたが、インタビュー調査の準備のみであったため使用しなかった。

Expenditure Plan for Carryover Budget

次年度はインタビュー調査のための交通費、データ処理費に使用するとともに、ICレコーダ、テキストマイニングソフト、統計解析ソフト等の消耗品を購入する予定である。

URL: 

Published: 2016-06-01  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi